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アレクシア
「3人とも、ようやく来ましたわね。
準備したお料理が冷めてしまうところでしたわ」 |
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レスト
「うおっ、すごい。
ご馳走じゃん!アレクシアったら、
そんなにクリスマスに張り切って…」 |
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アレクシア
「違いますわよ!?
クリスマスじゃなくて、10周年のお祝いですわ!」 |
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ニャーコ
「クリスマスパーティはイブの昨日に
四天王の皆様と楽しんでいらっしゃったッス」 |
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アレクシア
「そのような情報は言わなくて
よろしくってよ!」 |
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レスト
「魔王がハブられててウケる」 |
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アレクシア
「あっ、そういえば魔王様が居なかった…?」 |
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フォッグ
「存在すら忘れらてるじゃねぇか。
魔王なら昨日はオレ達のところに遊びに来てたぞ」 |
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アレクシア
「そ、それならよろしくってよ。
さぁ、魔王様のことは忘れて、乾杯しましょう!」 |
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レスト
「蒼の魔王エロワルドなんて居なかった。
かんぱーい」 |
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クロム
「かんぱーい。
四天王の中では、アレクシアさんとは
1番長い付き合いになりますね」 |
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アレクシア
「最弱だなんて不名誉な立場ではあるものの、
1番最初に登場する四天王というのは利点ですわね」 |
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フォッグ
「勇者つれづれ旅日記でも
ちゃっかり登場してるからなぁ」 |
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ニャーコ
「ニャーコもご相伴にあずかれて嬉しいッス!」 |
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アレクシア
「今後も四天王の常識枠として
悪役らしく頑張ってまいりますわよ」 |
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レスト
「悪役らしく…?」 |
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クロム
「アレクシアさん、このお料理とても美味しいですね」 |
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アレクシア
「うふふ、この日のために
使用人のみんなには頑張ってもらいましたの」 |
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フォッグ
「悪役っていうか、ただの良い人じゃねぇか」 |
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アレクシア
「えっ…?」 |
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ニャーコ
「アレクシア様はとてもお優しい方ッス!」 |
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アレクシア
「い、いえ、わたくしは悪役。
良い人だなんて、決してそんなはずじゃ…」 |
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レスト
「今はやりの悪役令嬢みたいなこと言い始めたぞ」 |
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フォッグ
「ラノベが始まってしまうのか…」 |
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クロム
「本ですか?読みますね」 |
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アレクシア
「えぇーい!そんなの始まりませんし
本になってもいませんわよ!」 |
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レスト
「そうだよ、まずは俺たちが本になってからじゃないと
アレクシアのスピンオフは出ないよ」 |
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アレクシア
「スピンオフも何もなくってよ!!
とにかく、貴方がたは勇者で、わたくしは四天王!
敵同士!いいですわね!?」 |
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レスト
「はーい。これからもよろしくね」 |
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クロム
「また遊びに来ますね」 |
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ニャーコ
「美味しい紅茶をお菓子を用意して
待ってるッスよ~」 |
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アレクシア
「貴方たち、本当に分かっていますの!?」 |