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レスト
「もしかしたら今年は
ラズ本人をプレゼントしてくるかも
しれない」 |
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フォッグ
「お前とラズのBLゲームも
出たしな」 |
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レスト
「やめろ!
あんなのBLじゃない!
メタ発言もやめろ!」 |
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クロム
「部屋に閉じ込められたら
壁を壊して脱出すれば
良かったのに…」 |
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レスト
「それが出来るのはクロムだけなんだよ!
クロムも××しないと出られない部屋に
閉じ込められてしまえ!」 |
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クロム
「ラズはあんまり僕のことが
好みじゃないみたいなので」 |
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レスト
「じゃあフォッグと
2人で閉じ込められてこい!」 |
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フォッグ
「えっ!?」 |
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クロム
「えっ」 |
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レスト
「よし、良い感じに
微妙な空気になったぞ~。
俺は逃げる」 |
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フォッグ
「あっ、おい!
こんな空気にしといて
1人だけ逃げようとすんな!」 |
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幽霊ちゃん
「はろはろ~ん♪
みんなで追いかけっこ?」 |
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レスト
「あっ、幽霊ちゃん。
バレンタインチョコならいつでも
受けつけてるよ」 |
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幽霊ちゃん
「はい、ど~ぞ!
チロリチョコあげるね♪」 |
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レスト
「わぁ、清々しいまでに
完全なる義理チョコ!」 |
レストとクロムはチロリチョコを手に入れた!
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【チロリチョコ】
誰がどう見ても義理チョコ。
1個20G~40Gとお手頃価格だけど
美味しいし見た目も可愛い。 |
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クロム
「ありがとうございます。
チロリチョコ、いろんな味があって
美味しいですよね」 |
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幽霊ちゃん
「うふふ~。喜んでもらえたなら
良かったわ。ワンワンにも、はいどうぞ」 |
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フォッグ
「ん…?
オレだけ別のヤツ…?」 |
フォッグは血塗られたチョコレートを手に入れた!
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【血塗られたチョコ】
真っ赤な色は誰の血か…。
普通に着色料かもしれない。
オシャレな箱にチョコが5つ入っていた。 |
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フォッグ 「!?!?!?」 |
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幽霊ちゃん
「きゃっ、渡しちゃった///
それじゃあ帰るね~」 |
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フォッグ
「えっ、いや、ちょっ、待て、
なんだこのチョコ!?」 |
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レスト
「やだ、本命チョコじゃん…///」 |
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クロム
「ひゅーひゅー!」 |
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フォッグ
「はやしたてるな!
そもそもこれは本命なのか!?
血塗られたチョコって!」 |
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レスト
「わっ、すげぇ。
チョコがどす黒い赤色だ」 |
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クロム
「どんな味がするんですか?
食べてみてくださいよ」 |
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フォッグ
「もぐもぐ…。
ひっ、チョコの中から
何か液体が出てきて!?」 |
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レスト
「血か!?」 |
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フォッグ
「ワインだった…」 |
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レスト
「普通にうまそうで草」 |
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ニャーコ
「3バカ勇者トリオ~!
チョコ持ってきてやったッスよ!」 |
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レスト
「誰が3バカ勇者トリオだ。
チョコはいつでも受け付けてます。
どうぞ」 |
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ニャーコ
「はい、チロリチョコ!」 |
レストたちはチロリチョコを手に入れた!
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【チロリチョコ】
今回はクッキータイプのやつだった。
サクサクしてて美味しいよね。あれ好き。 |
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フォッグ
「チロリチョコを渡すの
流行ってんのか!?」 |
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クロム
「どれだけの味をコンプリートできるか
楽しみですね!」 |
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レスト
「義理チョコに前向きすぎる!!」 |
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豊穣の女神
「おっ、ニャコリンも来ておったのか。
ばれんたいんでーと聞いたから、
ちょこれーとを持ってきたぞい」 |
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レスト
「チロリチョコか?」 |
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豊穣の女神
「ちろ…?
普通のちょこれーとじゃが?」 |
レストたちはお煎餅を手に入れた!
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【お煎餅】
妖精のぽたぽた焼きって名前で
売られているお煎餅。
フェアリー雑貨店で買うことができる。 |
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レスト 「チロリチョコどころか
チョコレートですらなかった!」 |
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豊穣の女神
「茶色いものは大体全部
ちょこれーとなんじゃろう?」 |
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フォッグ
「どこ情報だよ、それ!?」 |
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豊穣の女神
「幽霊ちゃんが言っておった。
間違っておるのか?」 |
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ニャーコ
「女神ちゃん、騙されてるッスよ~。
はい、友チョコあげるから
チョコの味をちゃんと覚えるッス!」 |
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レスト
「友チョコめっちゃデカい!!
チロリチョコじゃない!!」 |
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豊穣の女神
「なんと、友ちょこという文化があったか…。
お礼にニャコリンを食事に招待しようぞ」 |
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ニャーコ
「やった~!それじゃ、3バカ勇者トリオ。
ニャーコは女神ちゃんとランデブーしてくるから
あばよッス!」 |
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豊穣の女神
「あばよっす!」 |
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クロム
「あばよっす!」 |
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レスト
「なんなんだよ、アイツ等。
女同士でいちゃいちゃしやがって」 |
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フォッグ
「それはそれで一定数の
需要があるんじゃねぇか?」 |
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レスト
「は?それならこっちだって
男同士のランデブーが始まるが?」 |
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ラズ
「呼んだ?」 |
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レスト
「ぎゃーっ!!
出たぁぁぁーっ!!!」 |
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ラズ
「女の子たちはバレンタインチョコばかり
渡して、きみの誕生日を祝わないだなんて
分かってないよね!」 |
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レスト
「誕生日ってこと言ってないからね…。
あの、ラズさん。帰ってもらえませんかね…?」 |
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ラズ
「ええっ、せっかくお祝いに来たのに!」 |
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クロム
「すみません、
じつは僕がラズを呼びました」 |
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レスト
「裏切りものぉ!!
なんでそんなことした!?」 |
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クロム
「みんなでケーキパ…
お誕生日パーティしようと思って」 |
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レスト
「今、ケーキパーティって言おうとしたよな?
俺の誕生日を理由にしてケーキを
食べたいだけだよな?」 |
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フォッグ
「酒とメシも準備してるぞ」 |
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レスト
「よし、さすがフォッグ!
わかってんじゃん!」 |
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ラズ
「ケーキは俺が準備したよ!」 |
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レスト
「ハッ…、
イヤな予感が…」 |
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ラズ
「じゃーん!
ウェディングケーキ!」 |
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レスト
「誰が食べるんだ
そんなデカいケーキ!!」 |
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ラズ
「結婚しよう」 |
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レスト
「誰がするか!!」 |
ウェディングケーキの9割はクロムが食べて
残りはレスト達が仲良く食べました。
~完~
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