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レスト
「おはようございます、こんにちは、こんばんは。
久しぶりのミミカツラジオが始まりました!」 |
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ラルフ
「ぱちぱちぱち!」 |
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レスト
「本日はゲーム公開記念に
魔王ラルフさんにインタビューしていこうと
思います。よろしくお願いします」 |
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ラルフ
「よろしくなのだ」 |
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レスト
「なんだその語尾」 |
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ラルフ
「これはただの口癖だから
気にしないでほしいのだ」 |
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レスト
「早速ですが、ラルフさんは
魔王とのことですがパンツは
履いていますか?」 |
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ラルフ
「!?」 |
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レスト
「やはり魔王というものは
みんなノーパンなのか」 |
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ラルフ
「い、いや、普通にパンツは
履いているのだ…」 |
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レスト
「パンツ何色?」 |
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ラルフ
「!?」 |
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クロム
「レストさん!
さっきから質問がセクハラに
なっていますよ!」 |
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レスト
「あっ、ごめんごめん。
本当にパンツを履いているかどうか
疑心暗鬼になっちゃって…」 |
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ラルフ
「こっちの世界の勇者は
パンツにこだわりがあるのだな」 |
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レスト
「変な誤解をされた!」 |
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クロム
「レストさんがパンツのことばかり
聞くから…」 |
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レスト
「全部どこぞのラズなんとか
魔王のせいだ!」 |
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クロム
「じゃあ僕はフォッグと撮影に戻りますから
ちゃんとした質問をしてくださいね」 |
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ラルフ
「テレビ出演は初めてなのだ。
緊張するのだ」 |
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レスト
「映像は無いけどな」 |
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ラルフ
「カメラで撮影してるのに
音声だけ…?」 |
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レスト
「音声も無いよ」 |
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ラルフ
「ちょっと訳が分からないのだ」 |
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レスト
「ケツの穴の狭いこと言うなよ。
魔王だろ。もっと広げろ」 |
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ラルフ
「さっきからこの勇者、
変なことばかり言ってくるのだ!」 |
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レスト
「はっ!
いかんいかん、ラズのせいで
魔王を偏見の目で見るようになって…」 |
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ラルフ
「こちらの世界の魔王は
どんなやつなのだ?」 |
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レスト
「変態だよ」 |
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ラルフ
「勇者も魔王も変態なのだな…。
おそろしい世界なのだ」 |
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レスト
「俺は違うよ!?」 |
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ラルフ
「えぇ…?」 |
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レスト
「キミは魔王だけど
喋り方以外はわりかし普通そうだね」 |
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ラルフ
「清く正しい魔王を目指しているのだ」 |
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レスト
「魔王ってそういうのだっけ」 |
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ラルフ
「最近はつまみ食いもやめたのだ。
えらいのだ」 |
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レスト
「悪事がちっちぇな~。
世界征服はしないの?」 |
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ラルフ
「そういう怖いことはちょっと…」 |
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レスト
「なんて平和な世界なんだ。
そっちの勇者と俺を交換しよう」 |
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ラルフ
「そ、それはちょっと…」 |
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レスト
「嫌がるなよ」 |
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ラルフ
「毎日パンツの色を聞かれそうで怖い…」 |
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レスト
「ダメだこれ完全に
パンツの勇者扱いになってる」 |
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ラルフ
「そちらの世界の魔王は大変そうなのだ」 |
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レスト
「魔王こそ諸悪の根源だよ!!」 |
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ラルフ
「そんなこと言わないでほしいのだ。
魔王だって頑張っているのだ」 |
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レスト
「頑張っている…。頑張っているといえば、
『魔王による魔王のための魔王退治』は
魔王ラルフさんが頑張る話だそうですね?」 |
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ラルフ
「うむ。魔王の座を狙うオフカーに
封印されてしまって、復讐に行く話なのだ」 |
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レスト
「封印は解けたんだ?」 |
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ラルフ
「あれくらいの封印、
魔王パワーでフンッてやったら
すぐに解けたのだ」 |
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レスト
「解き方が脳筋のそれだよ」 |
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ラルフ
「魔法はパワーなのだ」 |
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レスト
「魔法使ってくるタイプの脳筋か~」 |
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クロム
「僕も筋肉で魔法を使える
可能性が…・?」 |
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レスト
「ねぇよ」 |
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ラルフ
「我は筋トレは苦手なのだ」 |
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クロム
「筋肉は全て解決してくれますよ」 |
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ラルフ
「むむむ…。
じゃあ、もう少し頑張ってみるのだ」 |
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レスト
「脳筋の言葉を信じないで」 |
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ラルフ
「ゲームのタイトルも
『筋トレ魔王退治ムキムキ物語』に変えるのだ」 |
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レスト
「一気に頭悪そうなタイトルになったな~」 |
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ラルフ
「やはり、こちらの魔王もムキムキなのであろう?
1度、同じ魔王として会ってみたいのだ」 |
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レスト
「いや、こっちの魔王には会わないほうが…」 |
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ラズ
「呼んだ?」 |
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レスト
「ほら、来ちゃったよ!」 |
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ラルフ
「ムキムキじゃ…ない…!?」 |
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ラズ
「可憐なショタに筋肉は似合わないでしょ」 |
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ラルフ
「な、なるほど…」 |
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レスト
「納得するな」 |
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ラズ
「ところでラルフお兄さん。
今日のパンツ何色?」 |
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ラルフ
「またパンツ!?!?」 |