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オープニングBGM 《もふもふ ふんもっふ ふっわふわふわ ふぉっぐ わんわんぱんちだ~ ふんもふもっふ ふぉっぐ 騎士団のマスコットさ♪ 突っ込みが 的確で 鋭いぞ~ 彼女ほしい~~ モテた~い~オオカミさ~♪》 |
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フォッグ
「うわぁ!?
久しぶりに動画じゃなくなってる!」 |
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レスト
「時間の都合で
動画が間に合わなかった。
今日は質問おたより特集でお送りします」 |
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クロム
「レストさん、この書類がまだ……」 |
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レスト
「もうラジオ収録中だよ!
書類の話はやめて!」 |
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ラズ
「レストお兄さん、
この書類もまだ……」 |
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レスト
「魔王が勇者に対して
なんの書類があるっていうんだよ!」 |
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フォッグ
「やべぇ、いきなり収集つかなくなってきた」 |
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クロム
「フォッグも書類やりますか?」 |
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フォッグ
「オレは王国騎士団にも魔王軍にも
所属してねぇよ!」 |
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ラズ
「フォッグは俺の部下だよ」 |
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フォッグ
「!?」 |
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レスト
「そんな……!?
フォッグ、まさか敵だったなんて……」 |
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クロム
「いつまでも楽しい旅を続けていたかった……。
悲しいです」 |
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フォッグ
「やめろぉ!違うから!!
ラズもサラッととんでもねぇ嘘つくな!!」 |
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ラズ
「魔物ってだいたいみんな
俺の部下じゃない?」 |
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フォッグ
「んなわけねぇだろ」 |
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レスト
「なんだ、裏切りのシリアス回が
始まるんじゃなかったのか」 |
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フォッグ
「ミミカツラジオでそんな
シリアス回が始まってたまるか」 |
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クロム
「よかったです。安心したらお腹が
減ったからお菓子食べよう」 |
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ラズ
「というわけで、はじまりましたミミカツラジオ~!
今回は第15回目!」 |
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レスト
「本日もこの4人でおたよりに返事していくよ」 |
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クロム
「よろしくお願いします~。
ばりぼり」 |
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フォッグ
「音がのらない文字だけの
収録現場でよかったな……」 |
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ラズ
「それじゃあ、さっそく1通目
読んでいくよ。ばりばりぼりぼり」 |
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フォッグ
「お前も食うな」 |
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ラズくんの耳の触り心地はどんな感じなんでしょうか!
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ラズ
「人間の耳と
そんなに変わらないと思うよ」 |
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レスト
「なんなら今は
人間の耳と見た目同じだしなぁ。
ちょっと伸ばしてみてよ」 |
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ラズ
「そんな手品みたいなノリで
頼まないでよ」 |
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クロム
「ラズの耳よりも
フォッグの耳のほうが触り心地良いと思います」 |
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レスト
「モフモフだもんな。
触っていい?」 |
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フォッグ
「イヤだ」 |
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ラズ
「フォッグお兄さんの耳なんかより
俺の耳を触りなよ。ほら、伸ばしたよ」 |
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レスト
「え?そんな手品みたいなノリで伸びるの?
キモッ……」 |
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ラズ
「レストお兄さんが伸ばせって言ったんじゃん!
なんなの!?」 |
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クロム
「ピアス引っ張っていいですか?」 |
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ラズ
「いや、ピアスじゃなくて耳を触ってよ!
なに!?新手の攻撃!?」 |
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レスト
「ピアスが魔王の弱点だったりしねぇかな」 |
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ラズ
「するわけないでしょ!
ピアス引っ張られて勇者に負ける魔王だなんて
嫌すぎるよ!」 |
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レストくんはいつ頃から、
どれくらいブロマイドを売っているんですか?
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レスト
「次は俺へのおたよりか」 |
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フォッグ
「そもそも自分のブロマイドを売るって
ナルシスト……」 |
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レスト
「エリックと同じにするな。
俺はただ純粋に自分の容姿を自覚して
武器にしているだけだ」 |
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フォッグ
「その発言が強ぇ~……」 |
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クロム
「言ってみたいですよね。
自分の容姿を自覚して武器にしているだけだ」 |
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ラズ
「クロムお兄さんも武器にしようと思えば
できると思うけどね……?」 |
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クロム
「己の拳をですか?」 |
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ラズ
「いや、確かにそれは
強力な武器だけど」 |
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フォッグ
「レストはいつから己を武器に?」 |
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レスト
「その聞き方やめない?
ブロマイドを売り始めたのは
騎士団に入ってからかな」 |
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クロム
「そういえば、お城のメイドさん達が
レストさんのブロマイドを持って
はしゃいでいたような……」 |
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レスト
「騎士団に入ったとき、
やたらと容姿について騒がれたから
これは売れる!と思ってね」 |
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フォッグ
「えぇ……」 |
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レスト
「それから、お金に困ったときに
ときどき売ってるって感じかな。
そんなに大量の数ではないよ」 |
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ラズ
「ちなみに俺のブロマイドも
魔王城のある王都で売ってるよ。
非公式だけど」 |
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レスト
「アレクシアのブロマイドのほうが人気ありそう」 |
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ラズ
「否定できない」 |
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フォッグ
「なんならレジオンのオッサンにすら
売上が負けてそう」 |
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ラズ
「さすがにレジくらいには
勝ってると思うけどな!?」 |
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クロム
「おじさん人気ってありますからね。
侮れませんよ」 |
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ラズ
「俺なんてショタ姿と成人姿で
二度美味しいんだからな!!」 |
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ラズくんとレジオンさん、二人ともオッドアイで、
左右は逆だけど配色が黄色と緑なの同じだし、
角の形も似てるよね…
親戚もしくは同じ系統の種族だったり…???
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レスト
「おっ、噂をすればレジオンのオッサンに
関するおたよりだ」 |
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ラズ
「レジ~~~!!!!
ぶっつぶす!!!!!」 |
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フォッグ
「ただの八つ当たりじゃねぇか」 |
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クロム
「ラズとレジオンさんって仲がいいですよね。
おたよりに書いてあるように親戚かなにかですか?」 |
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ラズ
「いや?
まったく血のつながりはないし
同じ種族でもないよ」 |
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レスト
「え?
じゃあなんで目の色が似てるの?」 |
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ラズ
「ピピーッ!ネタバレ警察だ!
これ以上はネタバレになるからよくない!」 |
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フォッグ
「なんだそりゃ」
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ラズ
「良い着眼点の質問でドキッとしちゃったよ。
漫画でも少し明かされてるけど、レジに会う前までは
俺の目はオッドアイじゃないんだよね」 |
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レスト
「ほう……?
ちょっとそのシーンを見返してみるか」 |
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クロム
「あっ、どちらの目も緑色です!」 |
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ラズ
「じつのところネタバレって言うほどの
大した理由では無いけど、どうぞ推察してみてね」 |
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フォッグ
「ところでその答えって
いつ明かされるんだ……?」 |
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ラズ
「作者は最近、ちょっとした短い
外伝作を作るのも良いかなって考え中らしい」 |
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レスト
「制作中と構想中の作品をいくつ抱える気だよ」 |
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ラズ
「まぁ、あんまり期待せずに
本編か外伝か何かしらでいつか
明かされたらいいなぁって思っておいて」 |
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レストさんってメイクしてるんですか?
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クロム
「えっ、しているんですか?」 |
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レスト
「俺がメイクしているところ見たことある?」 |
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フォッグ
「無いな。
そもそもメイクをしても仕事柄、
すぐに崩れるだろうし」 |
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レスト
「そうそう。
だから俺はいつだって素顔のままだよ」 |
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ラズ
「だけど、この頃はメンズコスメって流行ってるよね。
レストお兄さんも似合いそう」 |
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レスト
「えぇ、面倒くさいなぁ……。
ただでさえ女顔って言われるのもイヤだし。
エリックはそういうの興味ありそうだけど」 |
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ラズ
「じゃあクロムお兄さんはどう?」 |
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クロム
「僕も面倒くさいですけれど
物理的な戦闘力が上がるならしてもいいです」 |
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レスト
「顔の良さを武器にすることなら
出来るかもしれないけど物理か……」 |
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クロム
「拳の威力です」 |
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フォッグ
「戦闘民族の化粧みたいなやつだったら
拳の威力も上がりそうなイメージはある」 |
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レスト
「ああ、なんか森に住んでる感じの……」 |
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クロム
「じゃあそれでお願いします」 |
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ラズ
「怖い」 |
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レスト
「俺もそれでいこうかな」 |
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ラズ
「そんな怖いやつが魔王城に突撃してきたら
魔王城のみんな泣いちゃう」 |
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クロム
「ドゥルドゥルドゥルドゥル」 |
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ラズ
「うわぁ!なんかドゥルドゥル言いながら
変な踊りしてる!怖い怖い!」 |
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フォッグ
「じゃあオレは民族的な仮面をつけて
ドゥルるか」 |
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ラズ
「ドゥルるって何!?
そんな言葉、はじめて聞いたんだけど!?」 |
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分身魔法を習得すべく勉強しようとしたのですが、
やり方がわかりません…。検索しまくりましたが駄目でした。
教科書や参考書のようなものがあれば教えてほしいです!!
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レスト
「前回のミミカツラジオで、授業をサボるために
分身魔法を習得しようって回答したから、
それつながりのおたよりだね」 |
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フォッグ
「サボりに対して真剣すぎるだろ」 |
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レスト
「サボりは真剣に決まってるだろ」 |
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フォッグ
「その労力で普通に頑張れよ……」 |
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クロム
「サボるのも大変なんですね……。
そういえば、妹に聞いたところ分身魔法の本は
魔法学園の禁書コーナーにあったそうです」 |
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フォッグ
「サボるために禁書まで読むな」 |
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ラズ
「うちの魔王城の禁書コーナーにもあるよ」 |
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レスト
「やっぱり禁書なんだ……。
じゃあ今度、魔王城に読みに行こうかな」 |
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ラズ
「敵である勇者を、そんな簡単に
禁書コーナーへ連れて行くとでも?」 |
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レスト
「立ち入り禁止にされていても
勝手に侵入するから」 |
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ラズ
「不審者ー!!!」 |
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レスト
「勇者なんてそんなもんだろ」 |
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クロム
「魔王城の禁書……。
わくわく……!」 |
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レスト
「ほら、クロムも乗り気そうだし」 |
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ラズ
「勇者ってサイテー!」 |
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レスト
「というわけで、俺たちは魔王城に突撃しようと思うので
おたよりを投函してくれた君も一緒に来ていいよ」 |
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フォッグ
「まず時空の壁を超える必要あるだろ」 |
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レスト
「最近は異世界転移モノって流行ってるし
いけるいける」 |
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フォッグ
「小説や漫画で
流行ってるからってそんな……」 |
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ラズ
「なんであんなに異世界転移ものばかり
書店やネットに溢れてるか知ってる?
4割は実話だからだよ」 |
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フォッグ
「4割って結構多いな!?」 |
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クロム
「僕たちも異世界転移編に突入したいですね」」 |
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レスト
「異世界転移でミミックハーレム世界に……?」 |
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フォッグ
「地獄かよ」 |
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レストたちが住んでいる世界に 電話はあるのでしょうか。
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レスト
「高価な貴重品だけど、
通信用の魔道具ならあるよ」 |
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ラズ
「××しないと出られない部屋にヒント用として
置いていた水晶が通信用の魔道具だね」 |
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フォッグ
「貴重なものを
そんなくだらねぇ部屋に置くなよ……」 |
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クロム
「でもそのおかげで
レストさんとお話できて助かりましたね」 |
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レスト
「あとは普通に通信魔法を使える人も
ちらほらいるね。難しいし才能がいる魔法だけど」 |
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フォッグ
「通信魔法を使えたら
食いっぱぐれないって聞くなぁ」 |
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クロム
「うちの騎士団でも通信魔道士の方々は
重宝されていますよ」 |
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ラズ
「転移魔法を使える人も
同様に重宝されるよね?」 |
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レスト
「だから俺みたいなやつでも
騎士団に入れたってわけ」 |
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ラズ
「レストお兄さん、転移魔法を
使えるから騎士団に……!?」 |
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クロム
「レストさんのお住まいだった地域で戦争が起きたとき
素晴らしい功績を上げたからですよ」 |
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フォッグ
「転移魔法関係ないじゃねぇか」 |
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レスト
「うん」 |
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ラズ
「レストお兄さん、
いつも適当ばっかり言うんだから……」 |
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レスト
「俺が言うことはだいたい適当だから
あんまり真に受けちゃだめだよ」 |
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フォッグ
「おたよりコーナーでする発言じゃねぇだろ、それ」 |
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クロム
「レストさん、そんなこと言いながら
本当は真面目ですけどね」 |
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レスト
「営業妨害やめて」 |
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ラズ
「レストお兄さんの不真面目って営業だったの?」 |
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フォッグ
「まぁ、確かになんだかんだいって
わりと真面目……」 |
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レスト
「俺を真面目キャラにしようとするんじゃない。
真面目はクロムとフォッグだけで充分だろ」 |
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クロム
「僕が真面目に見えるんですか?」 |
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レスト
「えっ……?うん」 |
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クロム
「営業ですよ」 |
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レスト
「!?」 |
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フォッグ
「!?」 |
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クロム
「冗談です」 |
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レスト
「な、なんだ……。
ビックリした」 |
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ラズ
「クロムお兄さんが不真面目だったら
勇者パーティ成り立たないだろ」 |
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クロム
「レストさんもフォッグも真面目だから大丈夫ですよ。
さてと、お菓子でも食べてサボろうかな~。バリボリ」 |
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レスト
「菓子は最初から食ってたろ」 |
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フォッグ
「言われてみれば
不真面目のような気がしてきた……」 |
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ラズ
「今日のおたよりコーナーはここでおしまいだから
4人でヌン活でもしようか」 |
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フォッグ
「ぬ、ぬん……?」 |
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クロム
「ヌゥン!!!!!」 |
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フォッグ
「うわぁ!?」 |
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クロム
「ヌン活はアフタヌーンティーのことです」 |
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フォッグ
「さっきのヌゥン!!!は
なんだったんだよ」 |
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レスト
「それじゃあ、今回もたくさんのおたより
ありがとうございました!」 |
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ラズ
「久しぶりの動画じゃないミミカツラジオも
楽しんでもらえたかな?また来月~」 |
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レスト
「ヌゥン!」 |
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クロム
「ヌゥンヌゥン!」 |
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ラズ
「ヌゥ~ン」 |
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フォッグ
「えっ、それ、挨拶……?」 |